※本記事は2014年12月4日に公開いたしました。記載の内容・リンクなどはレポート公開時のものです。
- 会場
- 通運会館 2階会議室
- 期日
- 2014年6月15日 11:30~15:30
- 参加者数
- 約300人(パンフレット販売数などから推定)
- 参加サークル数
- 11サークル リストはこちら
レトロPC実機を並べて、実際に触れて遊びながら、またお酒も入れて語らうイベント……というイメージから生まれたレトロデジゲー博、会場として秋葉原通運会館の2階会議室を丸ごと借りられた幸運もあって、ほぼ当初コンセプトそのままのイベントを開催することができました。開催までご尽力頂いた方々、サークルの皆様、そして一般参加の皆様に篤くお礼を申し上げます。
当日は天候こそ快晴の中ではありましたが、人によっては馴染みの薄い通運会館という場所での開催ということで、当日まで参加者数がどうなるか心配されていたところでしたが、全くの杞憂でした。終始どのスペースにも人が絶えず、通路を比較的広く取っていたはずなのに通行しづらい所もあったかと存じます。
TOWNS! #レトロデジゲー博 pic.twitter.com/Ukot8Qhxub
— デジゲー博(同人・インディゲーオンリー) (@DigiGameExpo) 2014, 6月 15
上海アリスさん(長男ご誕生おめでとうございます)はCRTモニター+ゲームパッドでの旧作展示! #レトロデジゲー博 pic.twitter.com/NpN3zXuCh1
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今回は実機展示・実演を強く押し出して募集を行いましたが、機体としてはPC-9801、8801、6001、X68000にアミーガやMSX turboRとレトロPCのメジャーどころが勢揃いという感じになりました。いずれも大変個性的な展示内容で皆様お楽しみ頂けたのではないかと思います。サークルさんによっては当時の雑誌などを持ち込み閲覧できるようにしておられるなど、マシン以外の部分でも、貴重な資料に当たることができるまたとない機会となったのではないでしょうか。
ぐれーすけーるさん オリジナルゲームを展示中。ログインの冊子群が目を引きます #レトロデジゲー博 pic.twitter.com/qUlQ92iIvL
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「狂王の押入れ」さん 横置きのX68000PRO #レトロデジゲー博 pic.twitter.com/0iiJB4GpaO
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また、その中でも、「ゲーム保存協会」様はレトロゲームの動態保存に向けた取り組みのひとつとしてディスクのイメージ化、およびイメージ化したディスクのエミュレーションを行うハードウェアを紹介しておられました。レトロゲーム・レトロPCにおける大きな課題に対し、最新の技術をもって解決に取り組んでいるその活動の様子に、多くの参加者が関心を寄せていました。
ゲーム保存協会さんのスペース。 レトロゲームを動態保存するために様々な機材を制作されています #レトロデジゲー博 pic.twitter.com/CFnlxyYlOt
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また、企画展示としてはソフトを持ち込んで実機で動かしてみる「フリー展示」ならびに、アクアプラスのPDA「P/ECE」の公式本著者であるまかべひろし様ご協力のもと、P/ECE実機に当時のソフトを詰めこんでのプレイアブル展示、加えて当時のP/ECE公式本の展示などを行いました。
さらにA-Button様(フードはマチガイネッサンドウィッチズ様ご協力)によるドリンク・フードコーナーの設置もあり、イベントとしては独自性を打ち出すことが出来たかと思っております。
マチガイネッさんのホットドッグ! #レトロデジゲー博 pic.twitter.com/VyaJIzvvah
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こちらはフリー展示。おっきい88とコンパクトな液晶モニターのギャップが……… #レトロデジゲー博 pic.twitter.com/hT41w4s00M
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昨年のデジゲー博(2013)ではイベント中殆ど記録を撮っていなかった反省から、今回はサークル数も少なめであったことから可能な限り各スペースの写真を撮影し公式アカウントでリアルタイムにご紹介するという試みを行いました。少しでもイベントの雰囲気が伝わっていれば幸いです。
反省事項としては他のイベントとの日程被りがございました。1週間前に同じくレトロPCを題材とした「レトロエクスプレス2号」様が同じ秋葉原地区で開催されており、一般の方、サークルの方双方にご負担をかけることとなってしまいました。また、アメリカではE3が開催される時期でもあったため、特にレトロデジゲー博を知ったゲーム業界の方から「参加したかったので次はE3の時期をはずしてほしい」とのご意見を頂戴しております。上記のまかべひろし様もE3の関係でご本人不在の展示となってしまいました。
次回開催についてはまだ白紙ですが、他のレトロPC系イベントとも連携を密にし、それぞれが継続的に開催できるような形作りを目指していきたいと考えています。
※当日の様子はインサイド様・およびDMM.makeの「ボンジュールデジタルトウキョウ」様が取材し、記事を掲載・番組を制作頂きました。御礼申し上げます。