※本記事は2019年2月5日に公開いたしました。記載の内容・リンクなどはレポート公開時のものです。
- 会場
- 秋葉原UDX(東京都千代田区) 2階 イベントスペースAKIBA_SQUARE & 4階 UDXギャラリーNEXT 1&3
- 期日
- 2018年11月4日 11:00~16:00 ※11月3日は準備日
- 参加者数
- 約2000人(カタログ販売などから推定)
- 参加サークル数
- 268サークル(当日欠席したサークル含む) リストはこちら
昨年に引き続いて4階のUDXギャラリーを利用……する構想を立てておりましたが、残念ながらギャラリーの方に先約があったため、今回はそのおとなり、UDXギャラリーNEXTを2室利用するというプランで開催を決定いたしました。そのUDXギャラリーNEXTについてもNEXT-2のみ別の催事が行われている中でのデジゲー博開催となり、一般参加者の誘導等には課題を残す結果となったと考えております。NEXT-2寄りの入り口については別催事用の入り口としておりましたが、一般参加者の方がその別催事用入り口を通ってデジゲー博側に入ろうとする事例が多くあり、こちらの案内、注意喚起の不足を反省している次第です。
また、サークル申込み総数は昨年に比べさらに増加しており、特に今回初使用となったUDXギャラリーNEXTにおいては一部通路が狭くなってしまう程に配置を詰めてしまうこととなりました。動線もけして良かったとはいえず、多くの参加者に不便を強いることとなってしまったことも反省しております。
今回の新しい試みとしては、支払いにおけるPayPal利用がありました。手数料を上乗せする形での導入とさせていただきましたが、申し込みのほぼ半数がPayPal利用となっており、導入の効果は大きかったと考えています。
一方でますます増加するサークル申し込みについて、少なくないサークルさんが「サークルカットに関する不備」により抽選から除外されてしまっております。これについてはサークル様におかれても十分に参加要項をお読み頂き、カット作成の段階で注意をお願いしたいところでもあるのですが、不備のあるカットへ申し込みシステム側から通知を出したりできないか検討を行っているところです。負荷の問題もあり、サーバーでできることは多くはないかもしれませんが、少しでも不備を未然に防げるならばということで検討を進めています。
また、「協賛」につきましては今回8団体のご協賛と、カタログ広告に5団体の協賛をいただきました。特に株式会社KADOKAWA様(「アクションゲームツクールMV」名義)、株式会社ウェブテクノロジ様(「OPTPiX SpriteStudio」名義)の2団体については、合同スペースとして大きく「アクションゲームツクールMV」を展開し、また、NIGORO楢村さんを招いてのトークショーも大変盛況に行われておりました。こういったイベントはデジゲー博としては初の事例となりましたが、多くのメディアにも掲載されるなど反響も多かったようです。さらに、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン様は「Made With Unity」作品へのアセットストアバウチャー(商品券)配布を行ったほか、2階・アキバスクエア会場のモニターでの作品紹介映像の上映、また、後日サイトにおいて当日目立っていた作品の紹介などもしていただきました。このような形での協賛もうまく受け入れていければサークルにとっても良いことかなと感じております。
他方2階のアキバスクエア会場では、本部横スペースを中心にサークル様発案の合同企画「インディシューティングゲームキャラバン」が行われました。デジゲー博2014以来の企画となりましたが、今回も大変熱気ある大会となったようです。2階、4階の様々なシューティングゲーム系作品のサークルさんが参加され、一般参加者の皆さんが熱心に遊ばれている姿が印象的でした。折しも世間では「eスポーツ」が盛り上がっているところ、その文脈に乗るような形で、本キャラバンの様子を報じたメディアもありました。
取材について、今年から取材要綱を細かくWeb掲載するようにいたしました。おかげさまでかなり多くのメディア様に事前登録のご協力をいただき、また当日もほぼスムーズに手続きが進められました。当日は開場と同時に一番乗りで取材登録をされたり、イベント終了間際までサークルスペースを回り続けるという風に大変精力的な取材をされていた方もおり、実に有り難いことと感じております。
さて、デジゲー博の目標は「継続的に定期開催すること」と度々お伝えしております。準備会としても協賛の受け入れ等を通して、サークルさんの負担を抑えつつ少しずつの規模拡大にも耐えられる体制作りを行っておりますが、とにもかくにも場を維持する「スタッフ」の人数はまだギリギリです。今回も新たな仲間を加えてのイベント開催となりましたが、皆しっかりと本イベントの成功を支えてくれました。イベントの運営側にご興味ありましたら、デジゲー博のスタッフ参加もぜひお考え頂ければと思います。
最後に、今回のデジゲー博2018に取材申込みいただいた団体様を一覧で掲載致します。
- インサイド
- SQOOL.NET
- オピニオンの『ビューポイント』
- ゲームキャスト
- STARTT
- ファミ通App
- ファミ通ドットコム
- PUSH Media
- SHIBUYA GAME
- もぐらゲームス
- MIKAN
- Made with Unity
- 電撃オンライン
- Nicheee!
- IGN JAPAN
- アイテムストアブログ
- このほか、参加サークルさんを題材としたドキュメンタリーの取材のためフリーランスの個人ジャーナリスト様が登録されました。